雨が上がったら土地の様子を見に行きましょう
先週から今週にかけて、
夏季休暇をいただき、ありがとうございました。
毎年だとワイワイと親族が集まり
賑やかですが、今年も去年に続き
家族だけの静かなお盆でした。
コロナが落ち着き、会いたい人に会える
世の中になってくれることを祈ります。
さて、今回は・・・
【 雨が上がったら土地の様子を見に行きましょう 】です。
今年の夏もそうですが、
最近の雨は、短時間に大量に降る
タイプが多いですね。
いつもは冠水しない道路が冠水して、
ヒヤヒヤしながら運転したこともありました。
庭に水が溜まり、池のようになっている
お宅も見かけました。
土地を選ぶ時、土地の形や広さ、
向きや価格、日当たりなどに注目しがちです。
しかし、それ以上に大切なのが
・水はけ
・地盤の固さ
・周囲の環境
の3つなんです。
最近は、『過去に例を見ない』と
表現される自然災害が増えています。
水はけが悪いと、集中豪雨による
被害を受ける可能性が高くなります。
土地が湿った状態が続くと、
建物に悪影響を与えます。
また、地盤が弱いと、
地震による被害が心配です。
気になる土地を見つけたら、
以前どんな用途に使われていたのか、
どんな方法で造成されたのかを必ず調べましょう。
そのほか、周囲の様子にも目を向けてください。
近くに川や池、ため池や崖などはありませんか?
山があるなら、土砂災害が心配です。
地面に日差しが届くよう、適切に
手入れされた『健康な山』でしょうか。
その地域で、山肌が崩れたり土砂が
流れてきた等の事例はなかったでしょうか。
気に入った土地を見つけたら、
時間や曜日、天気による変化を確認しましょう。
これは、何度も足を運ばなければならないので
面倒な作業です。
しかし、その土地のデメリットを
知らないまま新築すると、
雨が降るたびに庭の水たまりに悩まされたり、
地震が起きるたびにハラハラしたりと、
ストレスの多い生活が待っています。
転居後数十年続くストレスを思えば、
面倒なチェック作業も頑張れそうですね。
浜松市・湖西市・磐田市で住宅をお考えの方
新築(注文住宅)・リノベーション・
リフォームのことなら
『建築工房手ごころ』にお気軽にご相談ください。