こんなときどうするの?...見えない部分のカビ
今回は【 こんなときどうするの?...見えない部分のカビ 】についてです。
ふと「あれ?カビが生えてる」と
気づくことがありませんか。
または、カビは見えないけれど、
何だかカビ臭い部屋とか
ムズムズする場合はないでしょうか。
実際に床下や壁内など、見えない部分で
増殖したカビが原因で、
肺炎などの健康被害に苦しむ方がいます。
先日友人がクロスの張替えをしたばかりの
知人の家に遊びに行った時のことです。
おうちがステキになっていたにも関わらず、
手放しでは喜んでいなかったので、
理由を聞いてみたところ、
クロスをはがしたら、石膏ボードに
カビが生えていた!とのこと...
一部分ではあったそうですが、
とてもショックを受けていました。
原因は、その部分の空気が
滞留し結露が起きてしまい、
カビが生えてしまうことがあります。
壁紙の上からは全く分からないものなので、
まさか壁の中にカビが生えるなんて
想像もしませんよね。
実際目の前でその光景をみたら、
私もきっと恐ろしくなります。
でも大丈夫です!
最近の住宅は、カビ問題が
だいぶ緩和されています!
なぜなら建築基準法で、窓を開けてない状態で
強制的に室内の空気の入れ替えを
2時間に1回できる24時間換気システムの設置が
義務化されたからです。
このことにより、室内の空気を常に
循環させることを設計上できるようになったので、
結露する環境が抑えられ、カビの発生を
防ぐことができるようになりました。
そういう意味では、最近の住宅は健康に
配慮できているといってもよいかもしれませんね。
あなたの家にカビ臭いところはありませんか?
こまめに換気しているのに
カビのニオイが取れないところがあれば、
床下や壁内などの見えない部分に
カビが広がっているかもしれません。
これから梅雨の時期に入ります。
こまめな掃除と換気で少しでも
予防していきたいですね。
気になる場所があれば、早めに点検を依頼しましょう。
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