住宅ローンの話 ~え?と思うような住宅ローンに通らない原因~
さて、今回は住宅ローンの話です。
住宅ローンを利用する場合、意外な理由で
審査に落ちることがあります。
まじめにこつこつやってきたつもりなのに・・・
え?こんな理由で?
まったく心当たりがなかった・・・
-そんなことのないように、
原因を知って対処していきましょう。
【 携帯電話料金の未納 】
携帯電話(スマートフォン)を購入する際、
最近は分割して月々の電話料金と一緒に
支払う方法が一般的になりつつあります。
しかし、これは立派なローンなのです。
滞納すると、この機種代金のローンの
未払いで住宅ローン審査に
引っかかってしまいます。
カード払いにしておくのも1つの
対処法ですが、引き落とし日に口座に
残高があるのか確認しておきましょう。
【 年金保険料の未払い 】
国民年金の保険料の未払いにも注意が必要です。
20歳そこそこでは学生だったり、
給料が安かったりでついつい未納に
してしまうケースも少なくありません。
市役所などで予めきちんと手続きすれば、
支払いを猶予してもらえたりします。
例えば、なにもしないで未納のまま
22歳で就職し、そこからは年金を支払い
始めたとしても、未納分が住宅ローン審査で
ひっかかってしまうのです。
未納があって、いまから新築をお考えの方は、
市役所や年金事務所などで相談してみましょう。
【 税金の滞納 】
住民税や車、二輪の税金なども同様に、
滞納があると審査に通らない可能性があります。
こうした税金の滞納金があると、
少額であっても信用がないということで
審査に通らないことがあります。
【 クレジットカードのキャッシング枠 】
クレジットカードのキャッシング枠
にも注意が必要です。
クレジットカードのキャッシングでは、
ATMにクレジットカードを入れるだけで
簡単にお金借りることができてしまうため、
金融機関によっては、この枠が既に
借りているものだとみなされてしまうことがあります。
このため、キャッシング枠のついた
クレジットカードをたくさん持っていると、
これが理由で住宅ローンの審査に
通らないという場合があります。
ですから審査をする前に、
使っていないクレジットカードは解約し、
使っているものに関しては、
使わないキャッシング枠があるのであれば、
はずしておいたほうが安全です。
キャッシング枠をはずす場合は、
クレジットカードの裏に書いてある
電話番号に電話をし、キャッシング枠を
外したいと伝えるだけで大丈夫です。
【 健康状態が悪い 】
重い内臓疾患や精神疾患にかかっていた場合、
住宅ローンの審査に通らない場合があります。
なぜかというと、フラット35以外では、
ほぼ全ての金融機関が住宅ローンの申し込みの
条件として、団体信用生命保険に入ることに
なっているからです。
住宅ローンの借主に万一のことが
あった場合は、この団体信用生命保険で
住宅ローンの支払いが免除されます。
なので、万一の場合になる確率が高い場合は、
病院で検査して、健康状態を告知したり
することが必要になります。
その結果団体信用生命保険に入れず、
審査が通らない場合もあるので、
健康状態にも注意が必要なのです。
※フラット35は、団体信用生命保険は
任意加入なので、保障なしでもどうしても
住宅ローンが組みたい方は、
こちらをおすすめします。
いかがでしたか?
『建築工房手ごころ』では
提携している金融機関を通して
ローンの審査、相談なども随時行っております。
お客様のわからないこと、
疑問点は一つ一つ一緒に解決していく。
それが『建築工房手ごころ』の姿勢です。
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