耐震強度の重要性について
家づくりを検討されている多くのお客様が、
気にされるポイントの一つが
『耐震性』です。
地震大国日本に暮らす以上
地震対策は大切です!
そこで今回は、『耐震強度』について
改めてご紹介したいと思います。
『2008年に起きた注文住宅529棟の強度不足問題』
見出しのニュースは、10年以上前の出来事になります。
建売住宅ではなく注文住宅による強度不足のニュースは、
一時業界を騒がせたようです。
一方、建売住宅については、
とある耐震偽装事件以降も強度不足の問題が続いたため、
建築基準法は改正されました。
しかしながら...
肝心の4号建築物(木造2階建て以下で500m2以下のもの)については、
業界の強い反発により何も変化しなかったそうです。
つまり、依然として耐震偽装は可能な状況にあります。
4号建築物は、構造計算をしなくてもよく、
確認申請においても構造に関する審査はないのです。
また、耐震基準をギリギリ満たしていても、
木造軸組工法で外壁に
構造用合板やダイライトも打ち付けていないような作り
(外壁が防水シートとサイディングだけのもの)では、
大地震時に1階部分が平行四辺形にひしゃげて
倒壊しやすくなるそうです。
耐震性の問題は、日常生活にもおいても、
風で家が揺れる、歩くと家が揺れるなどの問題を生じさせます。
このような状態が続くと、
家が保障の切れるおよそ10年後には
構造体がガタガタになって、
傾斜・雨漏り・隙間風などの問題を生じさせます。
さらに、雨漏りが生じると、
白アリなどの新たな問題が生じてしまいます。
『建築工房手ごころ』は木造軸組工法ですが、
お施主様のご要望に応じて強度計算を行っており、
自社の設計において耐震等級3の長期優良住宅をご提供できる
技術力とシステムを確立しております。
日本は地震大国。
この機会に、耐震性にスポットライトを当てた
家選び、家創りをご検討されてはいかがでしょうか。
また、『建築工房手ごころ』では
ご希望があれば構造見学も受け付けております!
「まだまだ、不安だ」
「完成したものではなく、構造を見てみたい!」
という方は、お気軽にお問い合わせください。