「頑張らなくても片付く家」を作るための秘訣 クローゼット
外出自粛が続いていますね。
家にいると、いつも以上に
「なんだかモノが多いなぁ」
「沢山のモノが散乱してるなぁ」
と、何かと気になってきますね。
更に今は、衣替えの季節...
「家の中を思い切って片づけよう!」
という気持ちになっている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、クローゼットについてご紹介したいと思います。
皆さんのお悩みに多いのが
「クローゼットの服収納」です。
ですが、これには二階がメインの服収納にも
一つの原因があると考えられます。
本来くつろぎの場である「一階リビング」には
脱いだ上着や畳む前の洗濯物...
脱衣室まわりには
まだ洗わない服などが積み重なってしまうのはありがちでね。
どうにかしたいと思ってはいても
いちいち二階にもって上がる時間と気力が無い!
というのが、本当のところです。
とはいえ、家の間取りはお片付けでは変えられません。
クローゼットのあり方一つとっても
世間一般の「家とはこうあるべき」という「型」が
今の時代に合わなくなってきているということですね。
だからこそ、まだ家を建築計画中のうちに
考えてもらいたい事がたくさんあるんです!
○1階がメインの収納!の2つのタイプ
① 一階ファミリークローゼットタイプ
【メリット】
動線がなにより楽!
一階に家族のすべての衣類が収納できるスペースがあれば、
先ほどの問題はあらかた解決!
毎日の着替えも、洗濯物をしまうのも楽々です。
【デメリット】
収納スペースが限られる...
問題点は、コストの面から考えて、
「一階の収納に、そんなにスペースが取れない」
という点です。
もし、コストを抑えるなら必要最小限のみで生きていく!
くらいの覚悟が必要かもしれません。
さらにこれが平屋なら「季節もの家電」とか
「シーズンオフの布団」なども入れたくなります。
それだけでさらに「衣類」収納スペースは激減します。
一番使いやすい理想の収納タイプであると同時に、
使いやすいからこそよく使う日常のアイテムがどんどん入り込み、
乱れやすくもあるこのタイプなんです。
「自分にとって本当に大切なモノ」
「いつか使うかもしれないモノ」
「空間をどう使うか?」
を見極める力と、ライフスタイルの変化に応じて工夫していく
「考える力」が大切になります。
② 日常クローゼット+その他
一階にファミリークローゼットが実現出来ない場合でも、
「服専用コーナー」を作っておくと
ずいぶんリビングがスッキリします。
例えば...
コートやカバンが散らかりがちならば
玄関からリビングに入る動線上に
専用の定位置を作ってあげる。
(目立たない場所なら壁面利用でも。)
洗面脱衣室の近くに
「脱いで、また明日着る服の一時置き場」を作ってあげる。
(お客様が通らない場所ならオープン棚でも◎)
などの工夫で、二階にしか行き場のない服の、
一時的な避難場所を作ってあげましょう。
昔から言われていますね...
定位置が無いから散らかるのです。
無駄と思える「一時置き」も上手く使えば
「楽に片付く流れ」を作り出してくれます。
ちょっとした「散らかり始め」の原因を
「家づくり」のプランで解消してあげるのも、
これからの長い人生をスッキリ快適に暮らす秘訣です。
「頑張らなくても片付く家」とは
あらゆる乱れの原因となる事を予想して、
先手を打ってプランに反映してもらう事で実現します!