「家づくり」の道のり ~ベランダ防水工事~
今日は「ベランダ防水工事」編です。
○バルコニー・ベランダの防水工事の流れ
漏水が問題となることが多いですが、
その原因の一つとしてバルコニーの防水工事があげられます。
床面には下地材として構造用合板を施工しますが、
防水層を補強するため、
この構造用合板は二重張りにしたほうが良いそうです。
床は雨水が排水溝のほうへ流れるように
勾配をつけなければいけませんが、
その勾配は1/100以上です。
この勾配は、バルコニーの床面に
雨水がたまらないようにするために大事なものです。
床面から壁面の立ち上がりまで防水層を施工しますが、
最近のバルコニーの防水の多くは、FRP防水です。
次回はシリーズ最終回...
建築中の住宅検査についてお送りします。