新築する時期っていつがいい?①
家を建てたい!と思っても、
もちろん、すぐに建つわけではありません。
プランニングを経て契約し、完成するまで約9カ月。
着工してから約5カ月で完成します。
また、「着工待ち」があれば
数カ月完成が延びることもあります。
それでは、家を建てるのに最適な時期はあるのでしょうか。
今回は、様々な状況別でのおすすめの時期をご紹介します。
:ご夫婦のみ
昔から、家は冬に建てたほうが良い
と言われているそうです。
冬場は晴れていて木材が雨に濡れにくいことや、
大工さんたちにとって余裕のある時期だったということも。
ただ、現在は在来工法では1日で屋根まで造ってしまうので、
ほぼ問題なしと言ってもよいでしょう。
契約してから9カ月後に引越し休みがとれるか、
仕事の繁忙期に重なっていないか等、
お施主様個人のスケジュールを参考に
完成時期を検討してみましょう。
:ご夫婦(奥様がご妊娠中とすると・・・)
12月前後・・・プランニング(奥様妊娠後期)
2月頃・・・契約(奥様出産)
4月頃・・・地鎮祭(赤ちゃんは生後2か月なので、外にも出られる。)
5月頃・・・着工
8月頃・・・竣工・お引渡し(赤ちゃん生後6か月)
お施主様の「赤ちゃん連れ引越し」のお話では、
夏場の引越しがお勧めのようです。
人が住んでいなかった家は乾燥しています。
引越しでかなりほこりもたつので、
冬場に引越しをした時は、
子どもが気管支炎や喘息に罹患する可能性も。
比べて夏場は、
寒さや乾燥で風邪をひく心配は少なくなります。
家によっては、内装のクロスの接着剤のにおいがきつく、
数日間窓を開けて換気し、やっと入居できたという事も。
引越が完了したら、
それまでの環境と同じというわけではないので、要注意です。
次回は、お子さん(0~6歳)がいるケース
学童期のお子さんがいるケースについてご紹介します。